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赤見弁財天

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昨日はお仕事がとてもとても暇で、1時半に早上がりで帰って来てしまった。
とても良いお天気だったので、洗濯第二段を干し終えてごろごろしていると、
娘が学校から帰ってきた。

あまりにも暇なので、二人で佐野市のあるお店まで夏物の洋服を買いに行こうという
話になって、いそいそとお出かけ。

いつもの道をいつものように車で走っていると、ある料理屋さんの前に”青豆豆腐”の
看板が掛かっている。
急に佐野の赤見という場所にあるヨシコシ食品の青豆豆腐(だだちゃ豆豆腐)が食べたくなって
車をそちらに走らせた。
赤見弁財天から湧いた澄んだ水がとうとうと流れる川伝いをしばらく行くと、その工場はある。
音も無くひっそりとその工場は立っているけれど、東京方面に出荷もしていて結構有名みたい。
私はここの弁天湧き水を使って作ったお豆腐が結構好き。
少し塩味の付いた名前の通りだだちゃ豆の入ったお豆腐。
夏の味といったところ。

帰りに車を回しながら、娘と二人どちらが言い出したわけでもなく、弁天池で鯉にえさをあげよ~という話になって。
ふたりでひなびた売店で米菓子のえさを買って鯉にあげた。
え~~というぐらい物凄い勢いで鯉が集まってきてちょっと引く・・。

この池は娘が小さいときよく連れてきて遊んだところ。
あの頃は大きなアヒルが池に飼われていて、うちの娘を見るなりいつも馬鹿にして
あちらこちらつついて、泣きながら逃げる娘を追廻し、困らせた。
あれから10年以上の月日が経って、娘は大きくなってしまったけれど、
その水の澄んだ清い流れも、鯉のお腹の減らしっぷりも、
生い茂る木々の感じも全く変わらずそこにあった。
娘が大きくなって手が離れてしまったのが少し寂しいのか、
昔のまま変わらない情景にほっとしたのか、よく分からないけれど、不思議な感覚にとらわれた時間だった。
by oko-chan | 2008-05-17 22:55 | Stroll | Trackback